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自転車のコラム

自転車の防犯登録を変更する方法を解説!引っ越しの際には変更手続きを忘れずに!

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自転車の防犯登録とは、盗難などの犯罪から自転車を守るために、自転車の持ち主の情報を登録しておく制度です。防犯登録は自転車を利用する人全員に義務付けられています。

また登録した後でも、引っ越しで住所が変わったり持ち主が変わったりする場合、防犯登録の変更手続きが必要になります。変更しないと後々面倒ごとになることも。

この記事では、防犯登録の登録情報を変更する方法をケース別に解説します。

こんな人におすすめ

・防犯登録の登録情報を変更したい人
・自転車を持っていて、引っ越し等で住所が変わる人
・自転車を他人から譲ってもらった、買い取った人

防犯登録のどの情報を変更したい?

防犯登録の変更方法は、どの情報を変更したいかで変わります。

主なケースは以下の3つです。
引っ越しなどで住所を変更したい場合→
譲渡などで持ち主を変更したい場合→
氏名、電話番号などを変更したい場合→

それぞれの変更方法を解説していきますので、自分にあった方法を試してみてください。

なお、変更方法は自治体によって異なります。必ずしも紹介する方法で変更できるとは限らないため、事前に調べるようにしましょう。

引っ越しなどで住所を変更したい場合


引っ越しによる住所変更の方法は、県内に引っ越したか県外に引っ越したかで変わります。それぞれ見ていきましょう。

<県内に引っ越す>

今まで住んでいた都道府県と同じ都道府県に引っ越す場合には、以下の場所で変更手続きが可能です。

  • 「自転車防犯登録所」の掲示がある自転車販売店やホームセンター
  • 交番・駐在所(一部の都道府県)
  • 警察署内の防犯協会(一部の都道府県)

地域によっては、交番や警察署で登録を受け付けていないケースもあるので注意しましょう。

手続きをする際は以下のものを用意しておきましょう。

  • 身分証明書(運転免許証・健康保険証など)
  • 防犯登録カード(所有者控)

持ち物も自治体によって変わるため、事前に調べるようにしましょう。

<県外に引っ越す>

防犯登録は各都道府県の警察が管理しているため、住んでいた都道府県以外に引っ越す場合は新たに登録する必要があります。必要な対応は以下の2つです。

①引っ越し前の都道府県で防犯登録を抹消する
②引っ越し先の都道府県で防犯登録を登録する

抹消の方法登録の方法は記事の後半で解説しています。

こちらの記事もチェック
自転車の処分前には必ず防犯登録の抹消手続きが必要です!
防犯登録はどこでできるの?自転車を購入したら必ず登録しよう!

譲渡・買取などで持ち主を変更したい場合

自転車を他人に譲った(譲りうけた)、買い取った(売った)など、持ち主が変わった場合も手続きが必要です。

ただし、持ち主が変わる場合は、変更ではなく新しい持ち主の名前で新たに登録する必要があります。

譲る側と受け取る側の必要な手続きはそれぞれ以下の通りです。

自転車を譲る側(前の所有者)の手続き

・譲渡証明書を作成する
・防犯登録を抹消する

自転車を受け取る側(新しい所有者)の手続き

・防犯登録を登録する

防犯登録の抹消方法登録方法譲渡証明書の書き方は記事の後半で解説しています。

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自転車の処分前には必ず防犯登録の抹消手続きが必要です!
防犯登録はどこでできるの?自転車を購入したら必ず登録しよう!
自転車を譲渡するときには何が必要?譲渡証明書や防犯登録について解説

氏名、電話番号などを変更したい場合

結婚などで氏名が変わったり、スマホの機種変更などで電話番号が変わったりした際も、防犯登録の変更が必要です。

以下の場所で変更手続きが可能です。

  • 「自転車防犯登録所」の掲示がある自転車販売店やホームセンター
  • 交番・駐在所(一部の都道府県)
  • 警察署内の防犯協会(一部の都道府県)

地域によっては、交番や警察署で登録を受け付けていないケースもあるので注意しましょう。

手続きをする際は以下のものを用意しておきましょう。

  • 身分証明書(運転免許証・健康保険証など)
  • 防犯登録カード(所有者控)

持ち物も自治体によって変わるため、事前に調べるようにしましょう。

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そもそも変更する必要はあるの?

そもそも、防犯登録の変更はする必要はあるのでしょうか。

防犯登録は、その自転車の持ち主が誰であるかを示すための物です。正しく変更されていないと、その自転車の持ち主であることを証明できません。

防犯登録の変更を怠っても罰則などはありませんが、以下のリスクが高まります。

  • 盗難されやすい

防犯登録がされていない自転車は、持ち主の証明ができないため、窃盗する側にとって格好の標的となります。

  • 盗難された自転車が発見されても連絡が来ない

盗難者が見つかっても本来の持ち主を特定できないため、発見の連絡が来ることはありません。

  • 盗難車と疑われてしまう

職務質問などを受けた際に、自分の自転車かどうか証明できないため、盗難車と疑われて色々と聞き取りを受ける可能性があります。

防犯登録を抹消する方法


登録の抹消は以下の場所で行うことができます。ただし、登録した都道府県の施設で抹消しなければなりません。

  • 「自転車防犯登録所」の掲示がある自転車販売店やホームセンター
  • 交番・駐在所(一部の都道府県)
  • 警察署内の防犯協会(一部の都道府県)

都道府県によっては交番や警察署での抹消ができず、自転車防犯登録所のみで対応している場合があります。1都3県では、埼玉県と千葉県は交番や警察署での抹消が可能ですが、東京都と神奈川県ではできません。自転車を直接持ち込む前に、お住まいの都道府県の自転車防犯協会のサイトを確認するようにしましょう。

また手続きの際に必要な持ち物は以下の通りです。

  • 自転車本体
  • 身分証明書(運転免許証・健康保険証など)
  • 防犯登録カード(所有者控)

詳しくは以下の記事で解説しています。
自転車の処分前には必ず防犯登録の抹消手続きが必要です!

防犯登録を登録する方法

防犯登録の登録手続きは以下の場所ですることができます。

  • 「自転車防犯登録所」の掲示がある自転車販売店やホームセンター
  • 交番・駐在所(一部の都道府県)
  • 警察署内の防犯協会(一部の都道府県)

手続きの際は以下の持ち物を持っていくようにしましょう。

  • 自転車本体
  • 身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)
  • 保証書 または 販売証明書
  • 譲渡証明書
  • 登録料

詳しくは以下の記事で解説しています。
防犯登録はどこでできるの?自転車を購入したら必ず登録しよう!

譲渡証明書を作成する方法

譲渡証明書には決まった様式はありません。手書きでも問題ありませんが、「いつ」「誰が」「誰へ」渡したのかわかるようにする必要があります。以下の事項を必ず記入するようにしましょう。

譲る自転車に関する情報
・防犯登録番号
・メーカー名
・車体番号
・車輪径(インチ)
・フレーム色

譲渡人・譲り受ける人に関する情報
・氏名(フリガナ、譲渡人は押印必要)
・電話番号
・住所

また各都道府県の”自転車の防犯に関する団体”が譲渡証明書のテンプレートをホームページで公開しています。関東1都3県の譲渡証明書のテンプレートは以下からダウンロードできます。

東京都の譲渡証明書
神奈川県の譲渡証明書
埼玉県の譲渡証明書
千葉県の譲渡証明書

詳しくは以下の記事でも解説しています。
自転車を譲渡するときには何が必要?譲渡証明書や防犯登録について解説

引っ越しで自転車を移動させるなら、買い替える方がお得かも

引っ越しの際に自転車も一緒に移動させるなら、買い替えるほうがお得になるかもしれません。

家具などの荷物と一緒に引っ越し業者に運んでもらうのであれば、基本的に追加料金はかかりません。しかし、単体で運ぶ場合は割高になります。

例えば、クロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」で、自転車(26インチ)を愛知県から東京都へ発送した場合、料金は18,130円(税込)かかります。

参考:大型家具家電の輸送|らくらく料金検索

一方、引っ越し先で新しい自転車を購入すれば、輸送費も手間もかかりません。また、古い自転車は自転車買取店で売ってしまえば、比較的安く新しい自転車を手に入れることができます。さらに、新しい自転車も中古で買えば、とってもお得に乗り換えることが可能です!

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まとめ

自転車の防犯登録の変更方法は、どの情報を変更したいかで変わります。それぞれの変更方法は以下の通りです。

・県内への引っ越しで住所を変更したい場合
→自転車防犯登録所などで変更が可能です。

・県外への引っ越しで住所を変更したい場合
→引っ越し前の都道府県で防犯登録を抹消し、引っ越し先の都道府県で防犯登録を登録する必要があります

・譲渡・買取などで持ち主を変更したい場合
→譲る側は譲渡証明書の作成と防犯登録の抹消、受け取る側は防犯登録の登録が必要です。

・氏名、電話番号などを変更したい場合
→自転車防犯登録所などで変更が可能です。

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