ジモティで自転車を譲渡できる?手順やメリット・デメリットについて
乗らなくなった自転車を処分したいと思っている人は多いでしょう。自治体の処分場では費用がかかるので、無料もしくは売ってお金にしたいと考える人もいるはずです。
そこで便利なのが「ジモティ」です。地元の掲示板で同じ市町村内での取り引きが多く、無料または有料のどちらでも出品できます。自転車も出品できますが、出品前に必要な手続きがあったり、ジモティならではの注意点があることも…。
そこで今回は、ジモティで自転車を譲渡する手順やメリット・デメリット、ジモティを利用する時の注意点やジモティ以外の自転車を売る方法などについて徹底解説します。この記事を読んで、少しでも手間を減らしお得に自転車を譲渡しましょう。
目次
ジモティーとは
ジモティーとは、自宅で不要になったものを有料で売ったり、無料で譲ったりすることができることが特徴のサービスです。基本的には地元(地域)に根ざした掲示板で、投稿を目にした人が投稿者と直接連絡をとり、取り引きを行います。
取り引きが決まったら、住んでいる地域が近ければ直接取り引きを行ったり、自宅まで届けてもらったりする取り引きが可能となっています。
郵送が基本となるオークションやフリマサイトとは異なり、地元・地域が近い人とつながりができることも魅力の一つでもあります。
ジモティーでは日々さまざまな物が取り引きされており、その中に自転車も含まれているので自転車の譲渡は可能です。
ジモティーで自転車を譲渡する手順
ジモティで自転車を譲渡することは可能ですが、手順が分からない人もいるでしょう。
ここでは、ジモティで自転車を譲渡する手順について解説します。
防犯登録を解除し譲渡証明書を用意する
自転車を購入時に加入義務があるのが「防犯登録」です。防犯登録に加入していない(防犯登録シールが貼られていない)自転車は盗難車として警察に止められる可能性があります。この防犯登録は、自転車の使用者の氏名・住所・自転車の車体番号などが登録されており、自転車を譲渡する時はこの防犯登録の解除をしなけれななりません。
防犯登録の抹消をせず譲渡すると、自転車の購入者が防犯登録の再登録を行おうとしてもできません。
防犯登録の解除には、実車と防犯登録カードまたは控え、自転車の所有者と同一人物と証明できる身分証が必要で、最寄りの自転車販売店や警察署で手続きができます。手続きが完了したら、抹消登録した控えがもらえるのでなくさないように保管しておきましょう。
防犯登録の解除手続きについてこちらでも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
<自転車の処分前には必ず防犯登録の解除手続きが必要です!>
他に、譲渡証明書の用意も必要になります。都道府県によって譲渡証明書のフォームが異なるので、お住いの都道府県の譲渡証明書をインターネットからコピーして必要事項の記入と押印(認印)しておきましょう。
※例えば東京都の場合は、(一般社団法人)東京都自転車商防犯協力会に譲渡証明書のフォームがあります。
譲りたい自転車を登録する
防犯登録の解除と譲渡証明書の準備ができたら、譲りたい自転車をジモティサイトに登録しましょう。投稿する時は、写真を5枚投稿することができるため、写真を撮影する前に自転車をきれいに掃除して写真を撮りましょう。
もし、錆や傷などがある場合は、その箇所の写真を撮影して投稿しましょう。他の人が自転車の状態の確認をすることができるようにするためです。
また、商品説明欄があるので、例えば以下のような内容を記載しましょう。
|
これらを記載することで、買い手が自転車の状態を判断できるので、トラブルなどが少なくなります。特に、自転車の状態は、できるだけ詳しく記載しておくと良いでしょう。
最後に価格の設定をします。売りたい場合は価格を設定し、無料で譲渡する場合は価格は0円で設定し出品しましょう。
譲渡する相手を決める
投稿した自転車に興味があったり、購入希望者からコメントがきたら返信しましょう。一度に数人からメッセージが届く場合がありますが、順番に返信を行いましょう。その中から条件などを加味して譲渡する相手を決めましょう。
受け渡し日時を決める
譲渡する相手が決まったら、受け渡しの日時を決めましょう。受け渡し相手と住所が近い場合は、直接受け渡しが可能か確認すると良いでしょう。もしくは、自宅まで引き取りに来てもらえることもあるので確認しましょう。
自転車を引き渡す
受け渡し日時が決まったら、当日に受け渡し場所で自転車の受け渡しを行いましょう。受け渡しが終わりましたら、ジモティサイトにて受け渡し完了の報告をし、相手の評価を記入し完了となります。
[PR]
アシスト自転車なら【PELTECH】
ジモティーで自転車を譲渡するメリット
ジモティで自転車を譲渡する手順を解説しました。では、ジモティで自転車を売るメリットはどのようなものがあるか見ていきましょう。
自転車を取りに来てもらえる
ジモティは、オークションやフリマサイトとことなり、地元に根強い掲示板です。そのため、同じ地域の人が多く、取り引きも近所で行われることが多いです。基本的に直接取り引きが多いので、近くの公園などが多いでしょう。
条件が合えば、自宅まで取りに来てもらえる可能性も高いです。発送などの手間がかからないというのは、大きなメリットといえるでしょう。
手数料がかからない
ジモティは、商品と現金を引き換えで取り引きを行うことが多いのでオークションやフリマサイトのような手数料がかかりません。売れた価格がそのまま手元に残るというメリットがあります。
しかし、ジモティにも「あんしん決済」というシステムがあり、ジモティ内で支払いを済ませた後で受け渡しという方法もあります。この場合は、合計金額の5%の手数料がかかるので注意しましょう。
ジモティーで自転車を譲渡するデメリット
ジモティで自転車を譲渡するメリットを紹介しましたが、逆にデメリットはどのようなものがあるか見ていきましょう。
支払いの選択肢が少ない
ジモティの支払い方法は、「現金直接渡し」「あんしん決済」の2種類しかありません。オークションやフリマサイトであれば、スマホ決済やID決済、ポイント支払いなどさまざまな決済方法があります。支払い方法が選べないというのは、売り手と買い手の双方からしてもデメリットといえるでしょう。
やりとりに手間がかかる
ジモティは、他のフリマアプリに比べるとメッセージのやり取りに手間がかかるケースが多いです。ジモティでの取り引きは、「無料で譲渡します」というものが多く、自分の希望価格で出品していても、値引き交渉の連絡がくるのでその対応をする必要があります。
また、受け渡し日時の確認や連絡をする必要があったりと、フリマアプリに比べるとメッセージのやり取りが多く手間がかかることが多いです。
手続きの手間がかかる
自転車を譲渡する場合は、防犯登録の解除や譲渡証明書の準備といった手続きの手間がかかります。防犯登録は、譲渡前に必ず解除しなければなりません。解除を済ませていない場合、譲渡後に新しく防犯登録を行うことができません。譲渡者が自転車を盗難したと勘違いされる可能性がありますので、手間はかかりますが必ず手続きを行いましょう。
また、譲渡証明書も発行して、必要事項を記入しておきましょう。防犯登録を行う際に必要となるためです。
このように、自転車を譲渡する場合は、手続きの手間がかかることもデメリットとしてあります。
個人情報が知られる
自転車を譲渡する時に譲渡証明書を譲渡者に渡す必要があるので、個人情報が知られてしまうというデメリットがあります。譲渡証明書には、氏名や住所などの個人情報を記載しなければなりません。個人情報を知られたくない人にとっては、大きなデメリットとなるでしょう。
また、ジモティは直接取引が多いので、自宅まで取りに来てもらう場合は自宅の場所がしられてしまいます。自宅を知られたくない人はメッセージのやり取りで別の場所での取り引きを希望しましょう。
ジモティーで自転車を譲渡する際に気を付けたいこと
ジモティで自転車を譲渡する際に注意することはどのようなことがあるのでしょうか。
ここでは、譲渡の際の注意点を解説します。
写真を撮る前に自転車をきれいにする
ジモティに自転車を登録する際に、写真を投稿することができます。ジモティを利用している人は、初めに写真を見て自転車の状態を判断するので、写真を撮る前に自転車をきれいにして撮影しましょう。きれいな状態の自転車の方が目に止まりやすく、早く取引相手が決まる可能性があります。
また、空気圧もしっかり補充してタイヤが潰れていない状態にしておくことをおすすめします。
きれいな状態の自転車を撮影し、ジモティに登録しましょう。
傷などがあれば事前に説明しておく
自転車に傷や錆がある場合は、事前に説明しておきましょう。商品説明欄に、傷や錆の箇所を記載し、その状態を分かりやすく説明しましょう。記載せずに取り引きを進めてしまい、引き渡し時に傷や錆の表記の有無でトラブルになる可能性があります。引き渡し時にキャンセルになってしまう…、なんていうこともあり得ます。事前に説明しておくことが、トラブルを未然に防ぐためにも大切です。
また、傷や錆の状態を写真に撮って登録しておくと良いでしょう。写真で登録することで、目で見て状態を把握できるのでおすすめです。
相手の評価をチェックしておく
ジモティで取り引きをする時には、トラブルに巻き込まれないためにも相手の評価をチェックしておくと良いでしょう。評価の数が多く概ね良い評価の人は、実績もあり安心して取り引きできます。しかし、評価数が少なく、悪い評価が多い人は、何かしら問題があったりトラブルになる可能性が高いので、そのような人とはあまり取り引きをしないように注意しましょう。
メッセージもやり取りの順番や相手を自分で決めることができるので、安心できるような人とメッセージをし取り引きを行いましょう。
怪しい相手ならブロックを
上記のように相手の評価をチェックして、明らかに評価が低く怪しいと思ったらブロックをしてメッセージが来ないようにしましょう。
もし、トラブルになってしまった場合、メッセージのやり取りの手間がかかるだけでなく、時間が無駄になったり、嫌な思いをしてしまう可能性もあります。そのような事態を防ぐためにも、怪しい相手にはブロック機能を活用しましょう。
ジモティー以外で自転車を売る方法も知っておこう
ジモティー以外で自転車を売る方法は、どのような方法があるのか見ていきましょう。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップでも自転車を買取してくれます。リサイクルショップは、その場で査定してくれて、買取価格を提示してくれます。すぐに売れるということが一番の強みです。しかし、買取価格はあまり期待できません。自転車を早く譲渡したい人におすすめです。
フリマサイトに出品する
フリマサイトに出品する方法もあります。フリマサイトの方が、利用している人が多いので人目につきやすく、早く売れる可能性があります。また、フリマサイトの方がジモティより高く売れるでしょう。
しかし、売れた後は自転車をパーツごとに分解して梱包する手間がかかったり、大型の商品なので送料が思いのほかかかってしまいます。そのような手間や費用を理解下上で、早めに自転車を譲渡したい人にはおすすめです。
購入した店に持ち込む
購入したお店が買取を行っていれば、そのお店に落ち込んで買取してもらう方法もあります。買取に力を入れていれば、人気自転車や高性能自転車は高価買取に期待ができるかもしれません。また、リサイクルショップや地域掲示板より高額で買取してもらえる可能性が高いので、近くに購入したお店があり買取をしている場合は相談してみる価値はあるでしょう。
知人に譲渡する
知人に譲渡する場合は、個人情報やトラブルの心配がないというのがメリットです。また、早めに手放せたり、少し支払いをしてくれたりと融通が一番効くのもこの方法でしょう。
何よりも安心して譲渡したい人におすすめです。
専門店に買取に出す
自転車買取専門店に買取に出すという方法もあります。自転車買取専門店は、自転車の買取に特化していて、専門のスタッフが丁寧に査定をしてくれるため高価買取に期待ができます。また、自転車をカスタムしていたりする場合は、スタッフに伝えると+評価になる可能性があります。スタッフは経験や知識が豊富なので、安心して買取査定をお願いできるのが大きなメリットでしょう。
アップガレージサイクルにご相談ください!
ジモティは、手軽に投稿ができ、自転車を自宅まで取りに来てもらえますが、やり取りの手間や怪しい人に当たってしまう可能性があります。
なるべく手間をかけずに安心して自転車を売りたいなら、「出張・店頭・宅配」が選べて手間の少ない「アップガレージサイクルズ」がおすすめです。
アップガレージサイクルズは中古自転車に特化した買取専門店で、店頭で買取専門のスタッフが細かくチェックしてくれるので高価買取に期待できます。「電動自転車、ロードバイク、ママチャリなど」全般車種の車体およびパーツの取り扱いを行っています。
アップガレージサイクルは、押し引きができ、ブレーキが効く自転車・修理後再販が可能な自転車なら買い取ります。
また最低買取価格500円を
「こんな自転車でも売れるのかな」
「ママチャリだけど売れるかな」
「ブランドの自転車じゃないんだけど…」
そんな自転車こそ、アップガレージサイクルが引き取ります。
まずはお近くの店頭、もしくはWEB・LINEから査定をお申し込みください。
[PR]
ULP結婚相談所 ご予約はこちらから
まとめ
今回は、ジモティで自転車を譲渡する手順やメリット・デメリット、注意点や他の売る方法について解説しました。ジモティは地元の掲示板ということもあり、身近な人との取り引きになるので、受け渡しが近所ででき送料などの手数料がかからないこと、自宅まで取りにきてくれる可能性があるということがメリットです。しかし、やり取りの手間がかかったり個人情報が知られてしまうといったデメリットがあります。また、怪しい相手に出会ってしまうということも考えられるので注意が必要です。
ジモティー以外でも自転車を売る方法はあるので、自分に合う方法で自転車を手放しましょう。
おすすめは自転車買取専門店のアップガレージサイクルズです。買取専門店なので、しっかり査定してもらえ高価買取に期待ができるためです。また、他では買取してもらえないような自転車でも買取してもらえる可能性があります。手間をかけず高価買取に期待できるので、ぜひ一度査定してみてください。