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自転車のコラム

メルカリで自転車を売ることはできる?メリットデメリットや気を付けるポイント

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使わなくなった自転車を売りたいと考えている方は多いでしょう。しかし、どこで売ろうか…、どうやって売ればいいのか…、と悩んでなかなか行動ができない方もいるのでは。実は、自転車はフリマサイトのメルカリで売ることができます。

今回は、メルカリで自転車を売るメリット・デメリット、売る手順、気を付けることなどについて解説します。また、メルカリ以外で売る方法や自転車買取専門店で売るメリットについても紹介します。少しでも手間を省き、お得に自転車を売却しましょう。

メルカリで自転車は売れるの?

自転車はサイズが大きかったり、高額になるのでメルカリで売れるのか気になる方も多いでしょう。結論から言うと、メルカリで自転車を売ることはできます。実際にメルカリを見てみると、人気のあるクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイク、電動自転車やチャイルドシート付きの自転車、コンパクトになる折りたたみ自転車など、多くの自転車が出品されており、購入されたものも多数あります。

メルカリでの取り引きは処分や買い替えを検討している方にはとても便利ですが、少々手間がかかったりする点に注意が必要です。以下より、メルカリで売る手順やメリット・デメリット、注意点などを詳しく見ていきましょう。

メルカリで自転車を売る手順

ここでは、メルカリで自転車を売るための手順を解説します。

出品登録する

メルカリで自転車を売るためには、最初に出品登録をする必要があります。出品をする際には、商品紹介文と写真が必要です。商品紹介文は、購入希望者が分かりやすいように自転車の情報を記載しましょう。例えば以下のような内容です。

  • メーカー名
  • 型式やモデル例
  • 年式
  • サイズ
  • 状態(汚れ、錆び、傷、動作状況など)
  • カスタムの有無
  • メンテナンスの状況
  • 付属品など

これらを記載することで、どのような状態の自転車なのか判断できるので、自転車を探している人の目に留まりやすい出品となり購入に繋がります。

写真は、全部で10枚登録できるので、状態が分かる写真をしっかり登録しましょう。自転車全体、サドルやハンドル、チェーンなどのパーツ毎、傷や損傷個所、付属品の写真があると分かりやすくて良いでしょう。

防犯登録を解除し譲渡証明書を用意する

自転車を購入した時に、サイクルショップやホームセンターなどで防犯登録を行い、防犯登録のステッカーが自転車に貼られます。これは、自転車が盗難にあった時に、見つかった自転車の持ち主が誰なのか分かるようにするためのものです。そのため、他人に売ったり譲渡する際には、防犯登録を解除しなければなりません。解除せずに他人が乗っていると、盗難車と間違われることが考えられるので注意しましょう。自治体にもよりますが、防犯登録の有効期限が切れているものは、解除の必要がないところもあります。

防犯登録を解除できるのは、自転車の防犯登録をした場所または警察署になります。解除する自転車・身分証明書・販売証明書(持っている場合)を準備して、数百円の手数料を支払い解除をしてもらいます。防犯登録の解除が終わったら、譲渡証明書を作成しましょう。自転車を譲ったことを確認できる書類で、忘れずに自転車と一緒に購入者に送りましょう。

防犯登録の解除手続きについてこちらでも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

自転車の処分前には必ず防犯登録の解除手続きが必要です!

売れたら梱包して発送する

出品した自転車が売れたら、正しく梱包して購入者に発送しましょう。自転車はサイズが大きいので、基本的には分解してダンボールに梱包する必要があります。では、自転車が売れた後の発送の流れを紹介します。

  1. サドル・ペダル・ハンドル・タイヤなど取り外せるパーツを分解する
  2. それぞれを清掃し緩衝材に包む
  3. ダンボールにパーツを入れ、隙間にも緩衝材や紙などのクッションを入れる
  4. 配送方法に合わせて、梱包済みのダンボールを宅配業者の窓口に持ち込み発送、または費用が少しかかりますが集荷を依頼して発送

自分で自転車を分解することが難しい方は、「梱包・発送たのメル便」を利用すると良いでしょう。費用が少しかかりますが、集荷を依頼すると自転車そのままの状態で引渡し、梱包・搬出・発送の全てをプロが行ってくれます。匿名発送や配送保証にも対応しているので、個人情報が漏れることもなく、万が一の時があっても安心です。

もし、購入者と近くで待ち合わせが可能であれば、直接納品という手段もあります。その場合は、自転車を分解する必要がなく、そのまま購入者に渡すことができます。

メルカリで自転車を売るメリット

自転車を売りたいと思った時に、その方法はいくつかあるでしょう。

では、メルカリで自転車を売るメリットは、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

認知度が高く売れる可能性が高まる

メルカリで自転車を売るメリットには、メルカリの認知度の高さがあります。メルカリの月間利用者数は2000万人を超えており、累計出品数は30億品を突破しています。つまり、メルカリは、利用者がとても多いフリマサイトなのです。利用者が多いということは、出品した自転車が多くの人の目に留まりやすいといえます。メルカリは、自分で価格設定をできるので、出品した自転車が思ったより高く売れることもあり得ます。思ったより高く売れた場合は、臨時収入が入ったと思うと嬉しいですね。

「梱包・発送たのメル便」が使える

メルカリで売る場合、梱包・発送たのメル便が利用できるというメリットもあります。梱包・発送たのメル便とは、自転車や家具などの大型の商品が売れた時に利用することで、宅配業者が自宅などの指定場所に商品を集荷に来てもらえるため、分解などをせずにそのまま引き渡すことができます。

そして、プロが丁寧に分解し、梱包・発送まで行ってくれるので、とても便利な発送方法です。メルカリで売れた商品を発送する場合は、梱包したサイズを記入する欄があるので、自転車も分解して梱包する必要がありますが、その手間を省いて発送できるので大型商品を売りたい人にはおすすめです。

メルカリで自転車を売るデメリット

先程、メルカリで自転車を売るメリットを紹介しました。

では、メルカリで自転車を売るデメリットはどのようなものがあるのか、見ていきましょう

手数料が差し引かれる

メルカリで自転車を売るデメリットとして、販売手数料が差し引かれるということがあります。メルカリでの販売手数料は、一律10%差し引かれます。売れた金額全てが手元に残る訳ではない点には注意しましょう。

発送方法によっては送料がかかる

メルカリで送料込みで出品した商品が売れた場合、配送業者が買い手に配送してくれるので送料がかかります。発送方法や送料は梱包したサイズによって異なるので、確認しましょう。<メルカリ 配送方法>

送料別で出品した場合は、買い手に送料がかかるので、売り手には送料が発生しません。また、買い手によっては、直接手渡しを希望される場合があり、その際も送料はかかりません。

発送方法によっては手間がかかる

メルカリで売れた商品は、発送方法により自分で梱包する場合と業者に梱包をしてもらう場合があります。基本的には、自分で梱包する場合が多いので、その手間がかかるのがデメリットです。商品が大きくなるにつれて、分解してコンパクトにし梱包する必要があったりと、手間が増えます。

手続きの手間がかかる

自転車を売りに出す時には、防犯登録の抹消や譲渡証明書などの手続きや作成の手間がかかることもデメリットです。防犯登録の抹消を行わず売ってしまうと、買い手が盗難車に乗っていると勘違いされてしまう可能性があります。それを防ぐためにも、手間はかかりますが、必ず防犯登録の抹消を行いましょう。

また、買い手が新しく防犯登録を行えるように、譲渡証明書を作成する手間がかかります。この証明書がないと、新しく防犯登録ができないので、必ず作成しましょう。

個人情報が知られる

譲渡証明書を作成する際に、自分の名前・住所・電話番号を記載する必要があります。その証明書を買い手に渡す必要があるため、自分の個人情報が知られてしまいます。

個人情報を知られたくない方にとっては、大きなデメリットとなります。

cに気を付けたいこと

メルカリで自転車を売る際に、気をつけておいた方がいいことはどんなことがあるのでしょうか。取り引き時にトラブルになったりしないためにも、注意点をしっかり抑えておきましょう。

写真を撮る前に自転車をきれいにする

写真を撮る前に自転車を綺麗に清掃しておきましょう。汚れやサビなどがない状態の自転車の方が購入希望者に受け入れられるので、希望の価格で売れやすくなります。メルカリでは、写真と文章でのやり取りになるので、写真での自転車の状態は購入希望者にとってとても重要な判断材料になります。

また、タイヤの空気もしっかり入れておきましょう。空気が抜けていると、見栄えが悪いだけでなく、購入後に相手に空気を入れさせるという手間を与えてしまいます。他にも、メンテナンスを怠っていると判断される可能性があり、希望価格より安い値段でしか売れないこともあります。空気は事前に入れておき、良い状態で写真を撮りましょう。

電動自転車は手間がかかる

バッテリー付きの電動自転車は、通常の自転車と比べ販売が難しく少し手間がかかります。売れた後のことを考えて、送料や手間を抑えるためにまとめて梱包したいところですが、バッテリーは危険物と見なされるので、ほとんどの場合別々で梱包しなければならないのです。

同梱できるサービスも一部ありますが、通常のサービスよりコストがかかる点には注意しましょう。

傷などがあれば事前に説明しておく

自転車に傷やサビなどがあれば、写真で傷の状態を撮影したり、商品説明欄に詳細を記載しましょう。購入者は、自転車の状態をみて購入を検討するので、しっかり状態を説明しないと、後々トラブルになる可能性があります。

事前に写真や説明を載せていれば、トラブルになることを避けられるので確実に説明しましょう。

メルカリ以外で自転車を売る方法も知っておこう

今までは、メルカリで自転車を売る方法を解説してきました。しかし、メルカリ以外でも自転車を売る方法はあります。

ここでは、メルカリ以外での自転車を売る方法について解説します。

リサイクルショップに持ち込む

リサイクルショップでも自転車の買取を行っています。リサイクルショップでは、人気の自転車は多少状態が悪くても買取をしてもらえる可能性があります。しかし、買取価格がメルカリや他の方法より安くなることが多いので注意しましょう。安くてもいいからとにかく自転車を手放したい方にはおすすめです。

地域掲示板などに掲載する

ジモティーなどの地域掲示板に掲載する方法があります。地域掲示板は、メルカリと異なり直接手渡しを行うのが基本なので、送料がかからないことがほとんどです。また、直接現金渡しの場合はメルカリのように手数料がかからないので、購入された金額がそのまま手元に残ります。ただし、ネット決済の場合は、販売手数料と振込手数料がかかる点には注意しましょう。

地域掲示板で自転車を販売する場合は、メルカリより安く譲ることになる可能性が高いです。地域掲示板は、無料で取り引きされている物が多く、高額商品は買い手が現れない可能性があることも覚えておきましょう。

購入した店に持ち込む

購入したお店が買取を行っていれば、そのお店に持ち込むという方法もあります。買取に力を入れていれば、人気の自転車などは高価買取に期待ができるかもしれませんが、そうでなければそこまで買取価格には期待できない可能性があります。しかし、リサイクルショップや地域掲示板より高額で買取してもらえる可能性は高いので、購入したお店が近い方は相談してみると良いでしょう。

専門店に買取に出す

自転車買取専門店に買取に出すという方法もあります。自転車買取専門店は、自転車の買取に特化しており、専門のスタッフがしっかり査定をしてくれるので高価買取に期待できます。買取スタッフは、経験や知識が豊富なので安心して依頼ができるのが良い点です。

手間なく自転車を売りたいなら自転車買取専門店も検討を

メルカリで自転車を販売する場合は、梱包や発送の手間がかかり、スムーズに売れない可能性があります。なるべく手間をかけずに自転車を売りたいなら、「出張・店頭・宅配」が選べて手間のない「アップガレージサイクルズ」がおすすめです。

中古自転車に特化した買取専門店で、店頭で1点1点しっかり買取の専門家がチェックするので高価買取に期待できます。「電動自転車、ロードバイク、ママチャリなど」全般車種の車体およびパーツを取り扱っているので、状態が気になる方でも、まずは一度お問い合わせください。

まとめ

今回は、メルカリで自転車を売る手順やメリット・デメリット、メルカリで売るときの注意点、自転車を売るメルカリ以外の方法などについて解説しました。メルカリは、利用者が多く、出品すると目に留まりやすいので売れる可能性はあります。

メルカリでの出品から売れるまでのコツについてはこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:メルカリ初心者は必見!出品直後から売れるコツがここに | アクシグ

しかし、梱包や発送といった手間がかかったり、手数料や送料といった費用が売上から差し引かれます。また、譲渡証明書にて自分の個人情報を相手に知られることになるので、注意しましょう。自転車は、メルカリ以外にも売る方法があり、それぞれ特徴があるので自分に合うところで売りましょう。

おすすめは自転車買取専門店のアップガレージサイクルズです。買取専門店なので、しっかり査定してもらえ高価買取に期待ができるためです。また、他では買取してもらえないような自転車でも買取してもらえる可能性があります。手間をかけず高価買取に期待できるので、ぜひ一度査定してみてください。

 

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