自転車のコラム

2026年自転車の交通ルール改正まとめ|4月から何が変わる?青切符・反則金・注意点を解説

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2026年4月1日から、自転車の交通違反に対して青切符が導入されることになりました。これは、道路交通法の一部を改正する法律のうち、青切符の対象となる規定が施行されるからです。

しかし、この自転車の交通ルールの改正について詳しくわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、2026年4月に自転車の交通ルールが改正される理由について整理しつつ、具体的に何が変わるのか、わかりやすく解説していきます。

2026年4月から自転車の乗り方は大きく変わります。これまでと同じように考えていると、反則金を支払うことになりかねません。

この記事で何が変わるのかしっかりと把握し、今からできることを実践していきましょう。

【この記事でわかること】

  • 自転車の交通ルール改正の内容
  • 青切符の対象となる主な違反行為と反則金
  • 2026年の自転車の交通ルール改正に向けて今からできること

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2026年4月に自転車の交通ルールはなぜ改正されるのか

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そもそもなぜ2026年4月から自転車の交通ルールは改正されるのでしょうか?この背景には、交通事故全体のなかで自転車事故の割合が高いという現状があります。

警視庁が公開している「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~」によれば、令和6年中の自転車関連の事故件数は6万7,531件で、前年よりも5,000件ほど減少しています。

しかし、交通事故全体に占める割合は23.2%と、約4分の1が自転車に関する事故なのです。

これまでは指導警告票・赤切符などで対応してきましたが、自転車の交通ルール違反が原因の事故を防止するには不十分でした。

そこで、より現実的かつ即効性のある取り締まり手段として、青切符の導入が決定されたのです。

【青切符】2026年4月からの自転車交通ルール改正の全体像

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2026年4月1日を施行日として、自転車にも青切符が導入されます。知らなかったでは済まされないため、ここで青切符の概要、導入時期、対象者を確認していきましょう。

また、赤切符と混同しないように、その違いも解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

青切符の概要

青切符とは正式名称を「交通反則通告制度」といい、交通違反をした場合の手続きを簡略化するための仕組みです。

比較的軽微な交通違反が対象で、違反した場合に発行される交通反則告知書が青色だったことから青切符と呼ばれるようになりました。

青切符に該当する違反をした場合は一定期間の間に反則金を納めることで、刑事裁判・家庭裁判所の審判を受けないで事件が処理されます。

これまで、青切符は自動車の違反のみを対象にしていましたが、交通ルールの改正により自転車にも適用されることになりました。

導入時期

自転車に対して青切符が適用されるのは、2026年(令和8年)4月1日です。

2024年5月に改正道路交通法が成立し、自転車にも青切符が導入されることが決定しています。

対象者

自転車の青切符は、16歳以上の自転車利用者が対象です。通勤や普段の買い物に自転車を利用する社会人はもちろんですが、通学で自転車に乗る学生も注意が必要です。

たとえば、交通ルールが変わったことを知らず違反してしまえば、学生でも反則金を納めなければなりません。

さらに、子ども用自転車や電動アシスト自転車も例外ではなく、自転車に乗っている方の年齢で判断されるため、「この自転車なら大丈夫だろう」という安易な考えはやめたほうがよいでしょう。

16歳未満が違反をした場合は、青切符ではなく指導・警告などの対応が取られます。

赤切符との違い

青切符は、軽微な交通違反に対し反則金を支払う制度です。反則金を納めれば刑事罰は免除されます。

一方、赤切符は酒酔い運転・重大事故といった悪質あるいは危険性の高い違反に対して交付され、刑事処分の対象となります。

どちらも交付されないことが望ましいですが、一般的には赤切符のほうが重たい違反だと考えておくとよいでしょう。そして、もし青切符を切られたときは、反則金の納付を忘れないように注意してください。

青切符の対象となる主な違反行為と反則金一覧

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青切符の対象となる主な違反行為と反則金を一覧表にまとめました。

違反 反則金
携帯電話使用等(スマホ手持ち運転など) 1万2,000円
放置駐車違反 9,000円~1万2,000円
(場所による)
遮断踏切立ち入り 7,000円
速度超過 9,000円~1万2,000円
(超過した速度による)
信号無視 6,000円
横断歩行等妨害等 6,000円
無灯火 5,000円
軽車両整備不良 5,000円
公安委員会遵守事項違反 5,000円
並走禁止違反 3,000円
軽車両乗車積載制限違反 3,000円

青切符の反則金は3,000円~1万2,000円程度であることがわかります。しかし、上記以外にも100種類を超える違反行為があり、反則金が設けられているものもあります。

さらに詳しく知りたい方は、警察庁が公表している「自転車ルールブック」を確認してみてください。

シーン別|2026年自転車の交通ルール改正で注意すべきポイント

2026年4月からの青切符導入で注意すべきポイントを以下のシーン別に解説します。

  • 朝夕の通勤ラッシュ時
  • 学生・未成年の利用
  • 子どもを乗せた自転車の場合

該当する部分のみでも構いません。しっかりとチェックして、青切符を切られないように気をつけましょう。

朝夕の通勤ラッシュ時

社会人の中には、通勤時に自転車を利用する方も多いでしょう。たとえば、自宅から駅まで、駅から職場まで、自宅から直接職場までなどです。

通勤時に自転車を利用する際は、歩行者への接触や横断歩行等妨害等に気をつけてください。特にラッシュ時は歩行者も多く、意図せず接触してしまうことがあるため注意が必要です。

また、朝は遅刻しないようにと急いで自転車を漕いでいる方も少なくありません。このような方は、信号無視や速度超過に気を付ける必要があります。

これまで当たり前のようにスピードを出していた方は、青切符を切られる可能性があることを知っておいたほうがよいでしょう。

学生・未成年の利用

青切符の対象は16歳以上なので、学生・未成年の方も注意が必要です。たとえば、ほかの自転車と横に並んで走行したり、二人乗りをしたりすると青切符を切られる可能性があります。

さらに、スマホの使用はもちろんのこと、傘差し運転やイヤホンを使いながらの運転もNGです。「知りませんでした」では済まされません。保護者から自転車の乗り方について丁寧に説明する時間を設けることをおすすめします。

また、15歳以下だから大丈夫だと安易に考えている方もいるかもしれませんが、指導・警告の対象になりますし、何より交通ルール違反は危険です。命に関わる大事故にあう可能性もありますので、年齢に関係なく、交通ルールは守りましょう。

子どもを乗せた自転車の場合

子どもを乗せている場合、普段よりも特に気をつけて自転車を運転するという方は多いでしょう。

しかし、一部の交通ルールを重視するあまり、そのほかの交通ルールへの意識が薄れるケースがあるため、注意が必要です。

たとえば、ながらスマホや信号無視は明らかに危険なのでしっかりと守っていても、軽微な整備不良や無灯火の状態で走行すれば、青切符の対象となる可能性があります。

自転車の交通ルールは、利用者の安全を確保するために設けられています。一部の交通ルールのみに意識を向けるのではなく、交通ルール全体に目を通してみましょう。

参考:「自転車を安全・安心に利用するために」(自転車ルールブック)の作成について|警察庁

2026年自転車の交通ルール改正でよくある誤解

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ここでは、2026年の自転車の交通ルール改正でよくある誤解について解説していきます。

交通ルールを正しく理解するためにも、しっかりと目を通しておきましょう。

歩道を走行するのはNG?

自転車は原則車道を走行しなければなりませんが、歩道の走行が絶対にNGというわけではありません。たとえば、以下のような場合は例外的に歩道の走行が認められています。

  • 道路標識などで普通自転車の歩道通行が許されている
  • 車道走行が危険であると政令で定められている者
  • 車道走行が危険な状況で、歩道通行がやむを得ないと認められる

政令で定められている者は、児童・幼児、70歳以上の者などです。

ただし、自転車の歩道通行が許可されている場合でも、自由に走れるわけではなく、道路交通法で定められた方法で通行しなければなりません。具体的には、歩道の中央から車道寄りの部分を徐行する必要があります。

反則金を払えば何度指摘されても問題ない?

反則金を払えば何度指摘されても問題ないと考えるのは危険です。

大前提として、あなた自身が危険です。単にお金を払えば済む問題ではなく、怪我をしたり、命に関わる重大な事故に巻き込まれたりするリスクがあります。

また、危険な違反行為を繰り返す運転者には「自転車運転者講習制度」の受講命令が出されます。3年以内に2回以上検挙された方が対象です。これは青切符で違反が処理されていても関係なく、受講しなければなりません。

受講しない場合は、罰金が科される可能性もあります。

2026年自転車の交通ルール改正に向けて今からできること

では、2026年の自転車の交通ルール改正に向けて何をすればいいのでしょうか?具体的には、以下のことを行っておくことをおすすめします。

  • 自転車の点検・整備
  • 交通ルールの見直し
  • 保険加入

それぞれの詳細を見ていきましょう。

自転車の点検・整備

自転車の整備不良は青切符の対象になります。そのため、ルールが変わる前に点検や整備を終えておきましょう。

点検や整備は自分でもできますが、プロに任せることをおすすめします。プロに任せることで、見落としなどを防げます。

私たちアップガレージサイクルズも、自転車の修理・整備を行っています。

詳しくは、ぜひスタッフまでお問い合わせください。

交通ルールの見直し

これを機に、交通ルールの見直しをするのもおすすめです。交通ルールを見直すことで、青切符を切られることを防げるだけでなく、事故などを防ぐことにもつながります。

たとえば、原則車道の左側を通行すること、ながら運転はしないこと、夜間はライトを点灯することなど、自転車の交通ルールを見直してみてください。

警察庁が発行している自転車ルールブックを確認するのもよいでしょう。

保険加入

近年、自転車保険への加入を義務付けている都道府県が増えています。

自転車保険に加入することで、万が一事故を起こしたときに損害賠償金を補償してもらえたり、怪我の治療や損害賠償以外の補償がされる保険もあります。

交通ルールの改正に直接関係はないかもしれませんが、これを機に保険への加入も検討しておいたほうがよいでしょう。

2026年自転車の交通ルール改正に関するよくある質問

2026年自転車の交通ルール改正に関するよくある質問は、以下のとおりです。

  • いつから本格的に取り締まられますか?
  • 警告だけで済むケースはありますか?
  • 地方でも同じルールが適用されますか?
  • 電動自転車も対象ですか?
  • 青切符を切られると自動車の免許にも影響がありますか?

よくある質問に目を通すことで、これから始まる新たな交通ルールをより深く理解できます。一つずつ回答を見ていきましょう。

電動自転車も対象ですか?

電動自転車も青切符の対象になります。16歳以上であれば、どのような自転車に乗っていても青切符の対象になるため、注意が必要です。

今回の交通ルールの改正を機に、自転車の乗り方を見直してみましょう。

青切符を切られると自動車の免許にも影響がありますか?

自転車で青切符を切られても、自動車の免許には影響がありません。

たとえば、ゴールド免許に過去5年無事故・無違反という条件がありますが、ここでいう違反は違反点数が付くものです。

自転車の青切符では違反点数が付かないので、自動車免許には影響しません。

自転車の交通ルール改正|2026年4月からは知らなかったでは済まされない

2026年4月1日から自転車の交通違反に対して「青切符(交通反則通告制度)」が導入されます。背景には、交通事故全体の約4分の1を自転車事故が占めている現状があり、従来の指導や警告だけでは事故防止に限界があったことが挙げられます。

改正後は16歳以上の自転車利用者が対象となり、信号無視やスマホ使用、無灯火などの軽微な違反に対して3,000円~1万2,000円程度の反則金が科されます。一方、飲酒運転などの重大違反は従来どおり赤切符で刑事処分の対象です。

今後は、交通ルールの再確認や自転車の点検・整備、保険加入などを通じて、交通ルールを守った利用がより一層求められます。

アップガレージサイクルズでも自転車の点検・整備を行っています。また、アップガレージサイクルなら修理に必要なパーツを安く手に入れることも可能です。

2026年の交通ルールの変更に備え、自転車の点検や整備を考えている方はぜひ当社の公式サイトをチェックしてみてください。

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