自転車のコラム

クランクの長さを変える意味はある?重要性やメリット・デメリットを解説

image

自転車のクランクはペダルとつながったアームやギアの部分のことで、ペダルを回す力を伝える重要なパーツです。

では、クランクの長さを変える意味はあるのでしょうか?この記事では、クランクの長さを変える意味があるのか、その重要性についてわかりやすく解説します。

また、長いクランクと短いクランクのメリット・デメリット、交換手順なども紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

【この記事でわかること】

  • クランクの長さを変える意味
  • クランクの長さの目安・選び方
  • クランクの交換手順

▼中古自転車・パーツを買うならアップガレージサイクルズ
オンラインショップへ

クランクの長さを変える意味|その重要性とは?

クランクの長さを変える意味はあります。これは、クランクの長さが自転車のパフォーマンスに影響を与えるからです。

例えば、クランクの長さによってはパワフルな脚の使い方ができたり、回転数が増加してよりスピーディーな走りができたりします。

ただし、クランクの長さを変えると自転車のバランスが変わる可能性があるほか、セットアップ全体に影響が出ることもあるでしょう。そのため、クランクの長さを変えることは重要な意味を持つのです。

長いクランクのメリット・デメリット

長いクランクを採用した場合のメリットとデメリットを紹介します。

メリットに目がいく気持ちはわかりますが、デメリットも把握しておかなければ交換後に後悔する恐れがあります。以下で、メリット・デメリットの両方を確認しましょう。

長いクランクのメリット

長いクランクには、ペダリング効率が向上するというメリットがあります。長いクランクは、ペダルを回転させるときに大きな踏み込みが可能となるため、効率よくパワーを伝えられます。

例えば、登り坂ではその効果をより発揮するでしょう。力強く自転車をこぎたい人やペダリング効率を重視する人は、長いクランクがいいかもしれませんね。

長いクランクのデメリット

さまざまなメリットがある長いクランクですが、一部デメリットもあります。例えば、大きなパワーを発揮できる反面、筋肉や膝などへの負担が大きい傾向があります。そのため、怪我につながることもあるでしょう。

長い距離乗る人やよく自転車に乗る人にとっては、ややストレスになるかもしれません。このようなデメリットも考慮して、採用するかどうか決めたいところです。

自分の筋肉や関節の強さに自信がある人は、長いクランクも問題なく使いこなせるでしょう。

短いクランクのメリット・デメリット

ここからは、短いクランクのメリット・デメリットを紹介します。長いクランクにはなかったメリットやデメリットがあるため、しっかりと目を通していきましょう。

短いクランクのメリット

短いクランクのメリットには、以下のようなものがあります。

  • 膝への負担が少ない
  • コンパクトなペダリングができる
  • 股関節の動きが小さい

長いクランクよりも膝への負担が小さい傾向があり、怪我などをしにくくなるのが魅力です。さらに、股関節の動きも小さくて済むため、それほど柔軟性が求められない点も短いクランクの特徴です。

また、長いクランクよりも軽い傾向があるため、自転車全体の重量を軽くできるケースもあります。自転車が軽くなれば、加速や登り坂でのパフォーマンスもよくなるでしょう。

短いクランクのデメリット

ここで、注意しなければならないのが短いクランクにもデメリットがあるということです。

膝への負担が少なく、コンパクトなペダリングを実現できる短いクランクですが、パワーが出しにくいという特徴があります。力強いペダリングを求めるなら、長いクランクも検討したほうがよいでしょう。

クランクの長さの目安は?選び方も紹介

クランクの長さの目安は、身長の10分の1と言われています。とはいえ、股下の長さなどは人によって異なりますので、あくまで目安にとどめておくとよいでしょう。

クランクの長さは目的や好みによっても選び方が異なるため、自分に最適なクランクを選びたいなら実際に乗ってみることをおすすめします。

そのほか、クランクを選ぶ際に気にするポイントは以下のとおりです。

  • 自分の体力
  • 普段の乗り方
  • ペダリング効率

自分で選ぶのが難しい場合は、プロに相談するのもいいかもしれません。

クランクの長さを確認する方法

クランクの長さを確認する際は、クランクの裏側をチェックしてみてください。メーカーによってはその部分に記載があります。

しかし、「本当にあっているのか不安」「確認したけど、よくわからない」という人もいるでしょう。そのような人はプロに確認してもらったほうが安心です。

また、メーカーやグレードなどで選べる長さが異なることもありますので、注意しましょう。

【4STEP】クランクの交換手順

クランクの交換手順は、大きく4つのステップに分かれています。

  1. クランクのボルトを緩める
  2. クランクのキャップを外す
  3. ロックをあげてクランクを外す
  4. 取り付けるクランクをセット

新しいクランクを取り付けたら、回転がおかしくないかどうか目視だけではなく実際に回して確認します。

ただし、クランクの交換にはある程度の知識やスキルが必要です。適切に交換できなければ自転車のパフォーマンスに影響するだけではなく、事故などにもつながる恐れがあるためプロに任せるのがおすすめです。

自分で行うのが悪いわけではありませんが、作業の手間が省けるほか、適切に交換できるプロへの依頼も検討してみてください。

クランクの長さを変える意味に関連したFAQ

クランクの長さを変える意味に関連したFAQは、以下のとおりです。

  • そもそも自転車のクランクとは何ですか?
  • クランク長が長いとどのような効果がありますか?
  • 自転車のクランクに種類はありますか?

FAQに目を通すと、クランクへの理解がより深まります。クランクの長さを変える意味が気になる人や、これから交換を検討している人は一つずつ回答をチェックしてみてください。

そもそも自転車のクランクとは何ですか?

普段から意識して見る部分ではないため、クランクがどこかよくわからないという人もいるのではないでしょうか?

自転車のクランクは、ペダルを取り付けて脚の往復運動を回転運動に変換してチェーンを動かすパーツのことです。自転車を走らせるための動力を生み出す非常に重要な役割を担っており、欠かせないパーツの一つです。

クランク長が長いとどのような効果がありますか?

クランクが長いと大きなパワーを発揮できるという効果があります。ペダリング効率が向上し、登り坂などで大きな効果を発揮するでしょう。

スピードやパワーを重視する人や登り坂を好む人に向いています。

自転車のクランクに種類はありますか?

自転車のクランクには、以下のような種類があります。

  • コッタレスクランク
  • OCSクランク
  • オクタリンク・ISISクランク など

また、メーカーごとにクランクも異なるため、好みや目的である程度絞ってから探すといいかもしれません。

クランクの長さを変える意味はある!最適なものを選ぼう

クランクの長さを変えると、自転車のパフォーマンスに影響があります。そのため、変える意味はあるといえるでしょう。長いものと短いものでメリット・デメリットは変わるため、選ぶときは慎重に判断したほうがいいかもしれません。

私たちアップガレージサイクルズは、自転車のパーツを数多く取り扱っています。もちろん、クランクも用意しています。

また、当社の商品はすべてプロが一つずつ丁寧にチェックしていますので、品質も安心です。「クランクをなるべく安く手に入れたい」「ほかのパーツもあわせてチェックしたい」という人は、ぜひ当社の公式サイトをチェックしてみてください。

▼中古自転車・パーツを買うならアップガレージサイクルズ
オンラインショップへ

自転車購入はこちら
↑