ロードバイクのハンドルの種類、選ぶときに確認すべきポイントを解説します!

ロードバイクのハンドルは、見た目だけではなく走り方や乗り心地にも影響を与えるので、慎重に選びたいパーツです。
しかし、「種類がわからない」「選び方がわからない」と頭を悩ませてしまい、最適なハンドルが選べていない人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ロードバイクのハンドルの種類についてプロがわかりやすく解説します。
また、選ぶときに確認すべきポイントも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
【この記事でわかること】
- ロードバイクのハンドルの種類と特徴
- ロードバイクのハンドルの選び方
- おすすめのハンドル
目次
ロードバイクのハンドル選びが重要な理由
ロードバイクにおいて、ハンドルはさまざまな要素に大きな影響を与える重要なパーツです。
- ライディングポジション
- 操作性
- 快適性 など
適切なハンドルを選ぶことで、以下のようなメリットもあります。
- 長距離ライドの疲労が軽減できる
- より効率的なペダリングができる
また、ハンドル形状や素材によって、バイクの見た目や重量にも影響を与えるため、パーツ選びの際には慎重な検討が必要です。
ロードバイクのハンドル形状の種類と特徴
ロードバイクのハンドルは形状によっていくつかの種類に分かれています。
- シャローハンドル
- ディープハンドル
- アナトミックハンドル
- アナトミックシャローハンドル
- フラットハンドル
- ブルホーンハンドル
- エアロハンドル
自分に最適なハンドルはどれなのか、一つずつ特徴をチェックしていきましょう。
シャローハンドル|スピード重視におすすめ
シャローハンドルは、浅いドロップと丸みを帯びた形状が特徴で、クラシックなスタイルを好むライダーに人気です。前傾姿勢を取りやすく、スピード重視のライディングに適しています。
ディープハンドル
ディープハンドルは、シャローハンドルよりもドロップが深く、下ハンドルを握ったときに前傾姿勢が取りやすいという特徴があります。長身のライダーや、レース志向の方に適しています。
アナトミックハンドル
アナトミックハンドルは、下ハンドル部分が直線的で、握りやすさを重視した形状です。スプリントやダンシング時の安定感が特徴であり、力強いライディングをサポートしてくれます。
アナトミックシャローハンドル
アナトミックシャローハンドルは、名前からも類推できるように、シャローとアナトミックの中間的な形状です。リーチやドロップが短いため、初心者や女性ライダーにも人気があります。
快適性と操作性を兼ね備えているハンドルがいい人は、アナトミックシャローハンドルを検討してみてください。
フラットハンドル
フラットハンドルは、その名のとおりまっすぐな形状をしているのが特徴で、初心者や街乗りをメインにしている人に最適です。簡単に操作ができるだけではなく、視界も広く取れるので、安全性は高い傾向にあります。
ブルホーンハンドル
ブルホーンハンドルは牛の角のような形状で、街乗りやトライアスロン向けの特殊形状です。手首の角度が自然で力を入れやすいという特徴があり、エアロポジションを取りやすいというメリットがあります。
エアロハンドル
エアロハンドルは、空気の抵抗をなるべく減らすように設計されたハンドルです。とても軽量でありながらも高い剛性を持っているため、トライアスロンやトライアルでよく使われます。
また、高速走行時だけではなく、登坂の際のパフォーマンスも向上するというメリットがあります。
ロードバイクのハンドルの種類は素材でも分けられる
ロードバイクのハンドルは、素材によって大きく2種類に分けられます。
- アルミ製のハンドル
- カーボン製のハンドル
それぞれどう違い、どのようなメリットがあるのでしょうか?以下で詳しく解説します。
アルミ製のハンドル
アルミ製ハンドルは、コストパフォーマンスに優れており、耐久性が高いのが特徴です。
そのため、初心者や予算重視の方におすすめで、幅広いモデルが展開されています。また、アルミ製のハンドルは振動の吸収性も良いので、乗り心地が快適というメリットがあります。
カーボン製のハンドル
カーボン製ハンドルは、軽量で振動吸収性が高く、長距離ライドに適しています。アルミ製のハンドルよりも応答性が高いので、操作性も申し分なく、レース用の自転車などでよく使われる傾向があります。
ただし、アルミ製のハンドルと比較すると価格が高い傾向があるので、注意が必要です。
ロードバイクのハンドルを選ぶときに確認すべきポイント
ここで、ロードバイクのハンドルを選ぶときに確認すべきポイントを紹介します。
- 取付できるクランプ径
- ハンドルの幅
- リーチ・ドロップの仕様
- 下ハンドルのポジション
- ハンドルの重量
- オプションの取り付け
何も確認しないまま選ぶと、「乗り心地が悪い」「操作しにくい」と後悔することになりかねません。失敗したと思わないようにするためにも、以下でチェックすべきポイントを把握していきましょう。
取付できるクランプ径
ハンドルを選ぶときは、取付できるクランプ径を確認します。クランプ径は、ハンドルの直径のことです。
取付できるクランプ径は決まっているので、乗っている自転車と同じ規格のハンドルを選ばなければなりません。一般的には、5種類あります。
- Φ25.4mm
- Φ25.8mm
- Φ26.0mm
- Φ31.75mm
- Φ31.8mm
クランプ径は、仕様書で確認しましょう。もしわからないときは、ステムとハンドルの直径を測定する必要があります。
ハンドルの幅
ハンドルの幅は、肩幅と同程度の幅がおすすめです。肩幅と同じ幅のハンドルは、手を伸ばしたときに自然な位置になるので余計な力が入らず、疲れにくくなります。
また、肩幅と同じ幅のほうが安定しやすいので、安全性も高いでしょう。
いくらデザインが気に入っても自分にあっていないものを選ぶと、長く乗り続けるのに支障をきたします。自分にあったハンドル幅のものを選ぶようにしましょう。
リーチ・ドロップの仕様
リーチとドロップの仕様もチェックしてみてください。リーチおよびドロップは長くなるほど、下ハンドルポジションにした際の前傾姿勢が深く、前寄りになります。
前傾姿勢になるのが悪いわけではありませんが、極端だと肩や首、腕などの負担が増えたり、走行に影響が出たりします。そのため、リーチとドロップは基本的には短めがおすすめです。
下ハンドルのポジション
下ハンドルを頻繁に使用する場合は、下ハンドルのポジション(角度)もチェックしておきましょう。
握りやすさを重視する人は、下ハンドルが地面に対して平行なものを選ぶのがおすすめです。下ハンドルが水平なものは、自然に握れるので負担が少なく、立ち漕ぎする場面でも力が入りやすいという魅力があります。
ハンドルの重量
後悔したくない人は、重量のチェックも欠かせません。アルミ製なら260g以下、カーボン製なら200g以下を目安にしてみてください。ただし、重量が軽くなると強度が落ちる傾向があるので、注意が必要です。
オプションの取り付け
オプションの取り付けが可能かどうかも確認するとよいでしょう。とくに、エアロハンドルは一般的なサイクルコンピュータ、ライトが装着できないケースがあります。
また、装着できる機材、メーカーに制限があるものも存在するため、どのようなアクセサリーをつけられるか事前にチェックしておいてください。
自転車のプロがおすすめするロードバイクのハンドル
自転車のプロがおすすめするロードバイクのハンドルは、以下のとおりです。ぜひ参考にしてみてください。
- CLASSIC NEO CLASSIC(シャローハンドル)
- ZERO100 DEEP アロイバー 31.7/420(ディープハンドル)
- ジェイフィット エバージョン2 FZ(アナトミックシャローハンドル)
- VIBE エアロカーボン スーパーライト(エアロハンドル) など
ただし、ロードバイクのフレームがケーブル内装の場合は、メーカーがおすすめしている専用のハンドルを選ぶのがおすすめです。自分のロードバイクに使えるかどうかわからない場合は、自転車店などのプロに相談したほうがよいでしょう。
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最適なハンドルを見つけて快適にロードバイクに乗ろう!
ロードバイクのハンドルは乗り心地や操作性を左右する重要なパーツであり、さまざまな種類があるので慎重に検討する必要があります。
適当に選んだ場合、「乗り心地が悪い」「操作しにくい」と後悔します。
後悔したくないのであれば、以下のポイントを確認してください。
- 取付できるクランプ径
- ハンドルの幅
- リーチ・ドロップの仕様
- 下ハンドルのポジション
- ハンドルの重量
- オプションの取り付け
ポイントを押さえておけば、ハンドル購入後に後悔することもなくなるでしょう。
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