【初心者向け】ロードバイクの主要メーカー10社を特徴ごとに分類!
ロードバイクを購入したいが、メーカーがありすぎてどれが良いのかわからない。有名なロードバイクメーカーの特徴やそれぞれの違いが知りたい。
そんなあなたに、幅広いメーカーのロードバイクを取り扱う中古自転車専門店「アップガレージサイクルズ」が、ロードバイクの主要メーカー10社とそれぞれの特徴をご紹介します!
特徴ごとに見るロードバイク主要メーカー
世界には50社以上のロードバイクメーカーが存在しており、それぞれ独自の技術力を持っています。特にカーボンフレームに関してはどのメーカーも力を入れており、それぞれのメーカーに優劣をつけるのは難しいでしょう。
そこで本記事では技術力以外に着目し、以降で紹介する10社のメーカーを8つの特徴で分類※しました。以降のメーカー紹介パートでもアイコンでひと目でわかるようにしたので、今後のロードバイク選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
※アップガレージサイクルズ調べ
1.低価格で高品質
低価格でありながらも高品質で、コストパフォーマンスの高いメーカーです。アジアのメーカーに多い傾向にあります。
該当する主要メーカー:Bianchi、GIANT、MERIDA
2.サイクリストの憧れ
サイクリストなら誰しも憧れる高級ロードバイクメーカーです。ヨーロッパの老舗メーカーに多い傾向にあります。
該当するメーカー:PINARELLO、COLNAGO、DE ROSA
3.デザインが好評
ロードバイクのデザインに定評があるメーカーです。芸術品とまで評されるメーカーもあります。
該当するメーカー:Bianchi、PINARELLO、COLNAGO、DE ROSA
4.幅広いラインナップ
幅広いラインナップを有するメーカーです。豊富なサイズ展開を持つメーカーや、女性向けのブランドを出しているメーカーもあります。
該当するメーカー:TREK、Bianchi、GIANT、SPECIALIZED、Cannondale、MERIDA
5.中古市場でも人気
中古でも価格が落ちにくいメーカーです。使用感がない高年式のものは高値での買取が期待できます。
該当するメーカー:Bianchi、PINARELLO、COLNAGO
6.ツールドフランス2022優勝
世界最大規模の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」の2022年大会で優勝したチームが使用したバイクのメーカーです。
該当するメーカー:TREK、SPECIALIZED、MERIDA、COLNAGO
7.アルミも得意
カーボンフレームだけでなく、アルミフレームのバイクにも力を入れているメーカーです。アルミロードバイクは低価格で初心者におすすめです。
該当するメーカー:GIANT、Cannondale
8.日本人に合わせた設計
日本人の体格に合わせたフレーム設計のバイクを開発しているメーカーです。
該当するメーカー:GIANT、ANCHOR
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ロードバイク主要メーカー10選
TREK(トレック)
設立
1975年、アメリカ
TREKってどんなメーカー?
TREKは全米シェアNo.1を誇る人気自転車メーカーです。開発にロケットサイエンスを応用するなど、最先端の技術を取り入れた革新的な自転車を開発しています。
TREKの特徴
TREKのロードバイクには、軽量で剛性(物体の変形のしにくさ)の高いカーボン素材や、空力性能の高い独自のフレーム形状など、パフォーマンスを最大化するためのテクノロジーが多数搭載されています。
また、厳しい耐久テストを繰り返した頑丈なフレームも特徴。フレームの「生涯保証」も行っており、一つのバイクと長く付き合っていきたい方におすすめなメーカーです!
TREKの人気ロードバイク
軽さや空力性能などバランスに優れた「Émonda(エモンダ)」や、空力性能に特化したレーシングモデル「Madone(マドン)」、ロングライドに適した「Domane(ドマーネ)」シリーズが人気です。
Bianchi(ビアンキ)
設立
1885年、イタリア
Bianchiってどんなメーカー?
Bianchiは創業130年を超える、世界最古の老舗自転車メーカーです。ブランドカラーの「チェレステ」で統一されたフレームが、多くのサイクリストから親しまれています。
Bianchiの特徴
Bianchiの自転車の特徴はなんといってもそのカジュアルなデザイン。チェレステカラーのフレームは女性人気も高く、街中でもよく見かけます。
また、見た目だけでなくその性能も一級品で、近年も主要なレースで勝利を挙げ続けています。
用途や価格帯のラインナップが幅広いのも魅力の一つです。
Bianchiの人気ロードバイク
高い剛性とコントロール性能が魅力のレースモデル「OLTRE(オルトレ)」や、空力性能に特化したミドルグレードモデル「ARIA(アリア)」、オールラウンドに使える初心者向けアルミロード「VIA NIRONE(ヴィア ニローネ)」などが人気です。
GIANT(ジャイアント)
設立
1972年、台湾
GIANTってどんなメーカー?
GIANTは世界一の自転車生産台数を誇る、台湾の自転車メーカーです。他社ブランドの自転車の製造も請け負っており、その技術力は業界でもトップクラスと言えます。
GIANTの特徴
GIANTの自転車はコストパフォーマンスが高いことが特徴です。大量生産と巧みなマーケティング戦略により、高品質な自転車を低価格で提供しています。
また、アルミの溶接技術やカーボンフレーム生産のクオリティの高さは業界随一であり、プロのロードレースチームに機材提供もしています。
女性用のバイクブランド「Liv(リヴ)」も展開しており、幅広いサイクリストに愛されています。
GIANTの人気ロードバイク
最初の一台におすすめなアルミロード「CONTEND(コンテンド)」、本格的な走行性能を求める方におすすめなレーシングバイク「TCR」、ロングライドでも快適な走りを実現する「DEFY(ディファイ)」などが人気です。
SPECIALIZED(スペシャライズド)
設立
1974年、アメリカ
SPECIALIZEDってどんなメーカー?
SPECIALIZEDは、スローガンに「Innovate or Die(革新か、さもなくば死を)」を掲げ、業界にイノベーションを起こし続けてきたメーカーです。走行状況のビッグデータを製品開発に生かすなど、最先端の技術を駆使した自転車を世に送り出しています。
SPECIALIZEDの特徴
SPECIALIZEDの自転車の特徴は最先端の技術によって実現される総合力です。あらゆる性能を徹底的に突き詰めたレース用バイクライン「S-WORKS(エス-ワークス)」はシリアスレーサーから熱狂的な支持を集めています。
また、最高のライドクオリティーを追求した「AETHOS(エートス)」は、ライドを楽しむことを第一に開発されたロードバイクです。その純粋な自転車愛もまた、魅力の一つと言えるでしょう。
SPECIALIZEDの人気ロードバイク
速さと快適性のバランスがとれたオールラウンドモデル「TARMAC(ターマック)」や、長距離でも疲れにくい「ROUBAIX(ルーベ)」、デザイン豊富なアルミロード「ALLEZ(アレー)」などが人気です。
Cannondale(キャノンデール)
設立
1971年、アメリカ
Cannondaleってどんなメーカー?
Cannondaleは革新的な自転車を開発し続ける、アメリカの老舗自転車メーカーです。アルミフレームの製造技術に長けており、その技術力は「アルミフレームといえばCannondale」といわれるほどです。
Cannondaleの特徴
やはり、アルミフレームの技術力の高さは業界トップレベルです。アルミニウムは安価で大量生産できるため価格を安く抑えられる一方で、カーボンと比べると振動吸収性能や軽量性に劣ります。しかし、Cannondaleは独自技術によって上記のデメリットをカバー。カーボンフレームに劣らない乗り心地を実現しています。
そんな高度な技術を惜しみなく発揮したシリーズ「CAAD(キャド)」は「カーボンキラー」と称されるほどの性能を誇っています。
Cannondaleの人気ロードバイク
プロチームも愛用するレースモデル「SuperSix Evo(スーパーシックス エボ)」や空気抵抗を極限まで減らした「SYSTEMSIX(システムシックス)」、カーボン並の走行性能を誇るアルミロード「CAAD」などが人気です。
PINARELLO(ピナレロ)
設立
1953年、イタリア
PINARELLOってどんなメーカー?
PINARELLOはイタリアに本社を構える高級ロードバイクメーカーです。ルイ・ヴィトンなどを擁するLVMHグループの傘下の会社であり、その高級感と芸術的なデザインは、多くのサイクリストの憧れとなっています。
PINARELLOの特徴
PINARELLOのロードバイクは印象的なフレーム形状をしています。最も特徴的なのが、湾曲して波打っているフロントフォークとシートステーで、振動を吸収する役割を担っています。また、フレームを左右非対称にすることで、左右の負荷バランスを保っていることも特徴です。
PINARELLOの人気ロードバイク
PINARELLO最高峰のレースモデル「DOGMA(ドグマ)」や比較的リーズナブルな価格の「PRIMA(プリマ)」、王道オールラウンドモデルの「PRINCE(プリンス)」などが人気です。
MERIDA(メリダ)
設立
1972年、台湾
MERIDAってどんなメーカー?
MERIDAは世界2位の自転車生産台数を誇る台湾のメーカーです。日本で最も有名なプロロードレーサーの「新城幸也(あらしろゆきや)」選手にフレームを供給していることで話題となりました。
MERIDAの特徴
MERIDAは他社ブランドのOEM生産も請け負っており、世界でも屈指の技術力を有しています。その技術力と大量生産のノウハウにより、圧倒的なコストパフォーマンスの良さを実現しています。
また、自社のプロレースチームのデータを開発に取り入れることで、さらなるクオリティを追求しています。
MERIDAの人気ロードバイク
上り坂も得意なオールラウンドバイク「SCULTURA(スクルトゥーラ)」や、空力性能に特化した「REACTO(リアクト)」、オフロードも走行可能なグラベルロード「SILEX(サイレックス)」などが人気です。
COLNAGO(コルナゴ)
設立
1954年、イタリア
COLNAGOってどんなメーカー?
COLNAGOはイタリアの高級ロードバイクメーカーで、ロードバイクブランドの頂点ともいわれています。「DE ROSA」「PINARELLO」とともに「イタリアロードバイク御三家」として、長年高い評価を得ています。
COLNAGOの特徴
COLNAGOのロードバイクは、職人の手作業による芸術的なルックスが魅力。他の追従を許さない独創的なデザインはただならぬ品格を醸し出しており、ハイクラスな価格帯も相まって、全サイクリストの憧れとして位置づけられています。
レースシーンでも、有力プロチームにバイクを供給し続けており、堅実で力強い走りで多くの賞を勝ち取っています。
COLNAGOの人気ロードバイク
COLNAGOの歴史と伝統が詰まった「C64」、速さと快適性を兼ね備えた「V3-RS」、初心者にもおすすめな「C-RS」などが人気です
DE ROSA(デ ローザ)
設立
1953年、イタリア
DE ROSAってどんなメーカー?
ハートのシンボルが特徴的なDE ROSAは「イタリアロードバイク御三家」に名を連ねるメーカーです。未だにハンドメイドで自転車を作り続けており、その車体には並々ならぬこだわりが感じられます。
DE ROSAの特徴
DE ROSAは価格が高くなることを厭わずに、性能を追求したロードバイクを製造しています。イタリアの石畳の上でも安定した走りを可能にする、高い振動吸収性が魅力です。
また、デザインにも一切の妥協はなく、芸術性の高いフレームは男女問わず高い評価を得ています。
DE ROSAの人気ロードバイク
DE ROSAの伝統を引き継ぐ「IDOL(アイドル)」、ヒルクライムにも強いオールラウンダー「MERAK(メラク)」、美しさと空力性能を兼ね備えた「SK Pininfarina(SK ピニンファリーナ)」などが人気です。
ANCHOR(アンカー)
設立
1949年、日本
ANCHORってどんなメーカー?
世界最大級のタイヤメーカーBRIDGESTONEのスポーツバイクブランドがANCORです。日本のメーカーらしい質実剛健さが魅力の自転車メーカーです。
ANCHORの特徴
アンカーのロードバイクは日本人の体型に合わせて設計されています。そのため、小柄な体格の人や女性でも自分に合ったバイクを選ぶことができます。また、自分の体に合ったサイズを提案してくれるフィッティングシステムを導入している店舗もあります。自分に合ったロードバイクを探している人におすすめのメーカーです。
ANCHORの人気ロードバイク
アルミフレームのエントリーモデル「RL6」や、フレームサイズ豊富なカーボンロード「RL8」、本格レース向けの「RP9」などが人気です。
ロードバイクを安く購入する方法
ここまでたくさんのメーカーを紹介してきましたが、どのメーカーのモデルも、安くても10万円以上するものがほとんど。ロードバイク初心者の方からすれば、気軽に出せる金額ではないですよね。
良いロードバイクを安く購入したい人は、中古ロードバイクも選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか?中古なら、エントリーモデルであれば、5~10万円ほどで購入できます。
中には未使用に近い状態のロードバイクや、定価の半額以下で購入できるロードバイクもあるので、ぜひ一度、中古自転車販売店で探してみてはいかがでしょうか?
中古ロードバイクの買取・販売はアップガレージサイクルズ
中古のロードバイクを購入するなら、1都3県を中心に店舗を展開する中古自転車専門店の「アップガレージサイクルズ」がおすすめです!
アップガレージサイクルズは、本記事で取り上げた10社をはじめ、幅広いメーカーの中古自転車を取り扱っております!リユースビジネスに長年携わってきた経験とノウハウにより、管理コストを大幅に削減し、高品質低価格を実現しています。
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受付時間:9:00〜18:00 年中無休(12/31〜1/3を除く)
アップガレージサイクルズの買取実績
アップガレージサイクルズで買取した自転車を紹介します。
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BRIDGESTONE(ブリヂストン) CAJUNA 27インチ シティサイクル
買取価格:¥11,000
状態:保管汚れ程度有りますが走行をあまり感じさせない使用感です!
買取店舗:サイクルズ相模原駅前店
玉越 BEE 18インチ 子ども用自転車
買取価格:¥550
状態:サドル破れ、錆多数、チェーン錆で固着。要修理。
買取店舗:サイクルズ横浜町田総本店
TREK(トレック) DOMANE AL3 ホワイト 2022年モデル ロードバイク
買取価格:¥87,100
状態:細かいキズや塗装剥がれありますが綺麗です。
買取店舗:サイクルズ北戸田店
まとめ
ここまでロードバイクの主要メーカー10社とその特徴をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
世界には数多くのロードバイクメーカーがありますが、どのメーカーも他にはない特徴があります。
この記事を通して、自分に合ったロードバイクメーカーを見つけることができたら、まずはそのメーカーのお店に足を運んでみましょう!きっとあなただけの最高のロードバイクが見つかるはずです!